三遠南信(東三河、遠州、南信州)地域の動き、三遠南信道の整備状況が分かる月刊紙「三遠南信Biz(ビズ)」の11月号を10日に発行します。
巻頭特集では、10月24日に飯田市で開いた「第30回三遠南信サミット2022in南信州」を振り返り、注目を集めた川勝平太静岡県知事ら3県知事のメッセージ、峰竜太さんの講演内容を詳しく掲載しています。
巻末特集では南信州新聞に掲載し切れなかった市町村長や経済団体代表の重要発言を網羅。三遠南信地域を扱う唯一の専門紙として、圧倒的な情報量と読者に求められる内容を追求し、保存資料としても価値のある紙面としました。
開通後の変化に期待・水窪住民に同行取材
三遠南信道の進ちょく状況解説ページでは、青崩峠トンネルを見学した浜松市天竜区水窪町の有志グループを同行取材し、開通後の変化に対する期待や本音を聞きました。
「渡らずの橋」の風景印
JR飯田線ファンの愛読書『飯田線ものがたり』(2017年・新評論)の後日談、こぼれ話を著者の一人、神川靖子さんがつづる「私たちの飯田線」。11月号では浜松市天竜区佐久間町の「城西駅」に停車します。
駅の近くにあるS字型の鉄橋「第六水窪橋梁」は鉄道マニアや写真愛好家に人気がありますが、地元住民にもそれぞれの思い入れがあります。この地に暮らす人、ここを離れた人々のショートストーリーをお楽しみください。
三遠南信Bizは郵送でお届けしています。購読料は1カ月400円。購読申し込みはこちらから。
2022年12月号では三遠南信道の“兄”中部横断道を特集
12月号では、開通から1年が経過した中部横断道(静岡市新清水JCTー山梨県双葉JCT)の開通効果を確認し、三遠南信道の部分開通後、全通後の効果について有識者とともに考えます。
中部横断道と三遠南信道は同じ南北軸のため、双子に例えられることがあります。先に開通した“兄”中部横断道を知ることで、“弟”三遠南信道の実力が見えてくるかもしれません。
民俗芸能の宝庫を守るには…
巻末特集では湯立神楽のシーズンに合わせ、長野・静岡・愛知県境域に伝わる民俗芸能の継承に向けたそれぞれの取り組みを紹介します。
「風流踊(ふりゅうおどり)」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に正式登録されそうな「和合の念仏踊り」を継承している阿南町新野地区では、人口流出と少子高齢化で地域の担い手不足が深刻化しています。
地元に戻った父と娘はこの問題と真正面から向き合い、踊りの保存会活動に力を入れる一方で移住支援活動も展開して、20人以上の移住者を迎え入れています。
今回の特集は、こうした課題と解決策を共有することで、民俗芸能の宝庫として知られる県境域の力になろうと企画しました。東栄町、浜松市天竜区水窪町からもそれぞれの切り口でリポートします。
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1月号は「三遠道路の開通が周辺地域にもたらす効果」を特集
1月号では2025年の開通が確実になった三遠南信道東栄IC~鳳来峡IC(三遠道路)が奥三河や北遠、南信州地域にまでもたらす好影響を中心に、各地の関係者の期待や備えを徹底取材します。
巻末特集では、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の放映に向けた各地のエネルギッシュな取り組みを紹介する予定です。
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フリーダイヤル(0120・41・3734)での申し込みも受け付けます。飯田市内の平安堂でも扱っています。
エッセイ「私たちの飯田線」10月号掲載分を無料公開しています。