三遠南信地域(東三河、遠州、南信州)の動き、三遠南信道の整備状況が分かる月刊紙「三遠南信Biz(ビズ)」の1月号を10日に発行しました。
巻頭特集では、浜松方面からのアクセスが飛躍的に向上する三遠南信道・愛知区間(東栄ICー鳳来峡IC間)の2025年度開通に期待する奥三河4自治体(新城市、東栄町、設楽町、豊根村)の関係者から、三遠南信道に対する期待や目指す展開、課題などを聞きました。
前半では奥三河全体の観光振興に携わる奥三河観光協議会の安彦誠一さんから、
・開通によって観光面で期待できること
・開通までに取り組むべき課題
・集客の鍵となるコンテンツ
・三遠南信道が長野県側とつながるまでの“奥三河にとっての“ボーナスタイム”に目指すこと
などについて聞きました。
阿部社長「飯田市はリニアの開業によって大きく化ける」
後半には新城市に続いて設楽町津具にエッセンシャルオイルの蒸留所を設ける株式会社ランド(安城市)阿部晃社長から
・愛知・長野県境をまたいだ新たな「香りビジネス」の構想
・奥三河から見た飯田市と下伊那郡の可能性
・奥三河にとってのリニア中央新幹線
について聞きました。ほかでは読めない内容は読み応えと発見があります。
水窪町ー佐久間町間の用地買収に動きあり
三遠南信道の進ちょく状況解説ページには、読者から質問があった水窪町ー佐久間町間の用地買収の最新情報を掲載しています。
「どうする?」に三河と遠州は「こうする」
巻末特集は「どうする家康でマネタイズ」。三河と遠州のマネタイズ(収益化)は、他地域の“まねび”=学びにつながります。
今回は新城青年会議所と浜松商工会議所による2つのプロジェクトを取材したほか、南信州にもある家康公関連の地域資源にも着目しました。
連載エッセイ「私たちの飯田線」には、「飯田線ものがたり」(新評論2017年)のもう一人の著者、太田朋子さんが初登場。神川さんとともに再び飯田線に乗り、著書の中で紹介しきれなかった魅力や歴史を探る旅が始まりました。
三遠南信Bizは郵送でお届けしています。購読料は1カ月400円。購読申し込みは南信州新聞社(電話0120ー41ー3734)へ。市内平安堂でも扱っています。
■ご感想・ご意見はこちらからお気軽にお寄せください。