三遠南信紀行の特別番組「三遠南信ふるさと紀行~日本の絶景と祭りへ~ 」が2月22日午後3時から、BSフジで放送される。 放送終了後、インターネットのユーチューブでも公開する。
歴史・文化、伝統芸能、食、花などさまざまな角度から三遠南信地域の魅力を紹介する番組で、7回目となる今年は日本の原風景ともいえる自然や文化を、受け継ぎ支える人たちとともに紹介する。
東三河は蒲郡市で300年続く「三谷(みや)まつり」と「日本最古の丸型郵便ポスト」、遠州は「天浜線・花のリレープロジェクト」と「浜名湖たきや漁」、南信州は「遠山郷のしらびそ高原と下栗の里」を取り上げている。
三谷まつりの見どころは、山車(だし)が海を渡り曳く光景。前日の準備から当日の様子まで、男衆の心意気とともに伝える。
掛川では、世界農業遺産に登録された農法を聞きに茶畑へ。袋井市では、沿線を花でいっぱいにするプロジェクトの参加者に話を聞き、浜名湖では100年の歴史がある夜の伝統漁法「たきや漁」を体験。遠州土産「うなぎパイ」の焼きたてを味わえるスペシャル情報も盛り込む。
日本の3大アルプスが一望できる飯田市・しらびそ高原で宿泊施設「天の川」を訪ね、満点の星空と早朝の雲海を撮影。日本のチロルと呼ばれるふもとの絶景地・下栗の里では、大自然を背景にした豊かな暮らしに出会う。
後半では三遠南信自動車道の整備、リニア中央新幹線の開業によって発展が期待されているこのエリアの将来像を愛知大学の戸田敏行教授に聞き、各地域の観光スポットや名産品などの情報も織り交ぜる。
ナレーションは南信州出身の俳優、峰竜太さん。温かい語りで地域の魅力をあますところなく伝える。制作は三遠南信紀行制作委員会。