建設業者などでつくる三遠南信工事連絡協議会と飯田国道事務所は25日、喬木村の小学生5年生を対象にした三遠南信道飯喬工区の現場見学会を同村氏乗のアグリパーク雨沢周辺で開いた。第一小学校と第二小学校の64人が最新の工法や工事で使う機器に触れた。
地域の変化を学ぶ中で村に愛着を持ち、建設業を職業選択の一つとして意識する機会にーと企画。説明にあたった工事関係者は「この道が完成したら海が近くなり、新鮮な魚をすぐに食べに行けるようになる」「皆さんが車を運転するころまでには何とか浜松までつなげたい」などと話した。
児童はグループに分かれて、4号橋の工事現場と工事用道路を見学。来年3月末の完成を目指して工事が進む橋脚を触ったほか、橋脚の内側に仕込む鉄筋の結束もダミーを使って体験した。
工事用道路では仮設の橋「仮橋」の造り方や役割、本線の工事が終わった後は撤去すること、クレーンなどの重機は大きいため、分割して運び、現場で組み立てて使うことなど学んだ。
第一小の男子児童(11)は「工事は簡単なように思っていたけれど、実際にやると難しいことが分かった。道が完成したら車で静岡の海に行って泳ぎたい。その時までに…
※続きは南信州新聞(11月26日付)でお読みください。三遠南信Biz12月号(12月10日発売)にはより踏み込んだ現場の情報を掲載します。