三遠南信Biz2021年3月号は、三遠南信サミット2021in遠州と三遠南信しんきんサミット特集号
実現段階に入った三遠南信連携
「ウィズコロナ時代における県境連携の再価値化-逆境からの挑戦」をテーマに、三遠南信地域の一体的な振興について意見交換する「第28回三遠南信サミット2021in遠州」(主催・三遠南信地域連携ビジョン推進会議=SENA)が2月15日にオンライン開催され、地方への分散化をチャンスと捉えた「サミット宣言」を採択した。
3月号では宣言につながる主な事業と、パネルディスカッションの中から本紙が注目した発言を紹介する。観光・経済の活性化策を考えた同月20日の「第13回三遠南信しんきんサミット」の成果と重ね合わせることで、ビジネスチャンスと地域の未来が見えてくる。
観光も「三遠南信」でいいのか
「日本スイス化計画」で知られる観光カリスマの山田桂一郎さんは、三遠南信地域を規模や多様性といった類似性において「スイスのようなブランディングができる」と高く評価する一方、観光地としての課題を明らかにした。(5面)
三遠南信道の工事が進展
青崩峠道路(静岡県-長野県間)、飯喬道路(長野県)、三遠道路(愛知県)の進ちょく状況を詳しく紹介。
今月から分かりやすさがさらにアップしました。
デュアルモード社会の推進力「デジタル」の使い方
巻末特集(10~12面)は三遠南信サミットの内容と関連付け、2つのモードを切り替えながら、経済と安全を両立させるデュアルモード社会の推進力「デジタル」の活用法に着目。浜松からはサミットでも話題になった「フーデリックス」、豊橋からは資金調達だけに留まらないクラウドファンディングの効果(豊橋市)、飯田からは大規模災害が発生してもデジタルが機能させられる「高速衛星Wi-Fiサービス」(4月発売)をリポートする。(10-12面)
県境越え、全国で初めて
隣接し、生活圏も同じ静岡県湖西市と愛知県豊橋市が、水道料金の収納業務の共同化に向けて基本協定を結んだ。県境を越えた共同化は全国で初めて。三遠南信発のエポックメーキングな取り組みが脚光を浴びている。(9面)
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