学校給食で五平餅を出しているという話は聞いていたが、その実物を今日初めて見てびっくり。「串なし」である。
ごまみそ味らしい。
栄養士によると、飯田市内では現在、この形が学校給食用五平餅のスタンダードなのだそうだ。
飯田の眼鏡型五平餅は、生産効率を上げるために「薄い円柱の2連」という独特の形になり、食べやすさが女性に受けて普及したことを5月号の取材で確認したが、「串レス」はある意味において、それに迫るほどの大胆なイノベーションである。
串なしの白い五平餅…。
昭和な頭の中を令和の風が吹き抜けた。
あくまで大穴的な予想と前置きしておくが、これが子どもたちの間で慣れ親しんだ食べ方になっている(いく)のなら、将来的には市販用の一部、中でも五平餅定食の類いは、店によってはこのスタイルで提供するようになるかもしれない。
キムタクご飯の例もあるだけに、学校給食の影響力はあなどれない。
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