2020年4月号

この道の駅には、ほかにない面白さがある/「信州新野千石平」運営会社「蔵」金田三千男社長インタビュー

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ー今回のリニューアルで道の駅信州新野千石平はどう変わったか

直売所の売り場面積がこれまでの約2倍になり、その隣にテナント棟を設けた。レストランは直営からテナント営業の「つみくさの里」として生まれ変わった。一番の特徴は三遠南信地域の特産品を充実させ、専用のコーナーを新たに設けたことだ。

東三河、遠州、南信州の産品が買えるコーナーを設けた金田社長

ー三遠南信コーナーを設けた意図は

阿南町新野は長野、愛知、静岡の県境域に位置している。それも一つの理由だが、三遠南信自動車道の全通が近付く中で、151号沿線が忘れられることのないよう活性化させたいという思いが一番強い。そのために道の駅を大きくして、これまで以上に核といえる施設にしようとリニューアルした。

利用者数は年間20~30万人で、お客さんの大部分は静岡と愛知の人。割合は半々。長野県の商品を求めて来てくれるが、本当に魅力のある道の駅にすることでもっともっと増やしたい。それには三遠南信の店づくりだというのが20年ほど前から温めてきた私の夢だった。

売り場面積が2倍になった

ー三遠南信コーナーの売り場面積と取り扱い商品は

25平方㍍と大きく取った。静岡、愛知から訪れる人向けの商品としては、従来から扱っている南信州地域の産品に加え、八幡屋磯五郎の唐辛子から小布施の栗菓子など、ここへ来れば長野県の有名な土産が全て買える店にしたい。

県内ニーズの開拓を 買い物弱者も支援へ

ー東三河、遠州の商品にはどんなものが

浜松ギョーザや菓子類、特殊なハーモニカ、浜松のピザ、道の駅くんま水車の里(浜松市天竜区熊)の鹿カレーなど、面白いものがいっぱい入ってきた。昨年、浜松商工会議所の会員事業所と商談会を行い、7・8社の商品を取り扱いが始まった。会議所、事業所の皆さんともオープンをとても楽しみにしていてくれる。

ー東三河と遠州から仕入れる商品は誰に向けて販売するのか

今までは静岡、愛知のお客さんがほとんどだったが、これからは長野県内の人にも買ってもらえるようにしたい。私は(県境に住んでいて、外販で出向くことが多いため)以前から浜松で買い物をすることが多いが、これからは一般の皆さんの生活圏も変わってくる。おそらく…(つづきは紙面でお読みください)

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紙面では

道の駅では異例といえる「買い物弱者支援」の試みの概要

地元の高齢者向けコーナーをエントランスに新設。道の駅としては珍しい試みだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“酷道”と呼ばれてきた新野峠 全面改良への期待

新野峠の改良が進んでいる

 

 

 

 

 

道の駅を使って広域的な地域振興を目指す理由

独自の仕入れルート

ここでは触れていない道の駅信州新野千石平の新たな魅力

レストランには新たな魅力が加わった

 

 

 

 

 

 

海(田原市)と山(阿南町など)の交流

などが読めます。

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