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越境情報紙「三遠南信Biz」

2023年4月号

コラム「情けない家康とやらまいか精神」~なぜ浜松市民は「やらまいか精神」を発揮するようになったか~

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連載開始前から多くの反響をいただいている三遠南信Bizリレーコラムの新シリーズ「愛知・静岡・長野 県境域の愛すべきお国柄」の1回目が、2023年4月10日発行の4月号に掲載されました。

似ているけれど違う三遠南信の地域性を紹介します

初回を担当したコラム二ストは、多くの起業家、ソーシャルビジネスの担い手を育ててきた浜松市のNPO未来化プロジェクト代表理事、佐藤和枝さん。
「情けない家康とやらまいか精神」と題して、やらまいか精神の本質、やらまいか精神が育まれた歴史的背景、意外な歴史を小気味よく語っています。
連載開始を記念して、第1話「情けない家康とやらまいか精神」の一部を特別に公開します。

「情けない家康とやらまいか精神」

NPO未来化プロジェクト代表理事

佐藤和枝さん(浜松市)

佐藤和枝さん

 NHKの大河ドラマ「どうする家康」が話題になっている。浜松においても他地域と同様、家康に因んだ逸話はある。しかし他地域では「家康公」「権現様」「徳川様」と敬称をつけて呼ぶが、浜松は「家康」と呼び捨てにするか「家康くん」と君付けである。三河を平定後、浜松在城17年間にも関わらず浜松人は敬慕の念がない。

小豆餅の代金を払わず逃げる家康公を追う老婆

 

 逸話も情けない話が多い。武田信玄との負け戦で逃げた家康は、途中お腹がすいたので茶店で小豆(あずき)の餅を食べた。「武田軍の追手が来た」との知らせでお金を払わず馬に乗って逃げたが、茶店のばあさんは食い逃げされては大変と追っかけて…
続きはぜひ紙面でお読みください。
短い文章の中に浜松の市民性についての知見が凝縮されていて、後半では「やらまいか精神」の意外な事実が語られています。
歴史的、文化的に古くからつながりのある遠州、東三河、南信州の3地域のことを知ると、地域に密着するだけでは気づかなかった自分の地域の「本当の姿」が見えてきます。
コラムは3月まで続きます。次の時代を見据えたブランディング(外向き、内向き)にお役立てください。
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5月以降も興味深い内容となっています。掲載スケジュールはこちらをご覧下さい。
4月号の巻頭特集も三遠南信自動車道の開通に向け、一読に値する内容となっています。
2025年には愛知県の東栄IC-鳳来峡IC間が開通し、青崩峠トンネルの貫通も迫っています。沿線地域の活性化につながるアイデアが満載の4月号をお見逃しなく。

人気のRVパーク(飯田市内で撮影)

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