2023年4月号

4月からコラムを刷新! 県境域のお国柄を紹介します

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創刊以来のレギュラーコーナー「リレーコラム」は2023年4月号から「愛知・静岡・長野 県境域の愛すべきお国柄」(仮題)を共通テーマとし、新しい書き手を加えてリニューアルします。

似ているけれど違う三遠南信の地域性をユーモラスに紹介

隣接する東三河、遠州、南信州は方言に象徴されるように共通の文化がありますが、それぞれに異なる特徴があり、似ているけれど違う地域です。この違いの面白さが三遠南信の最大の魅力であると言っても過言ではないでしょう。

コラムの新シリーズでは、古くから言われるステレオタイプの地域性と住民の気質、県境域ならではの文化の交わり、各県内における立ち位置、県庁所在地との関係性をそれぞれの切り口でユーモラスに検証しつつ、三遠南信地域の魅力や面白さ、新しい時代に向けて3地域が連携する必要性をより分かりやすくお伝えします。

書き手は豊橋市、浜松市、湖西市、豊根村、設楽町、泰阜村出身・在住のルポライター、元大手通信社記者、元首長、フリーアナウンサー、NPO法人代表、大学教授、研究者、映像制作会社社長、スーパー公務員など、これまで以上に多彩になりました。

題材 予定している主な内容(4月号掲載予定分以外は仮題)
土地柄・気質 情けない家康とやらまいか精神(浜松市)4月号掲載

佐藤和枝さん(NPO未来化プロジェクト代表理事、浜松市)

「大いなるローカル都市・豊橋」5月号掲載

伊藤紀治さん(地方公務員、豊橋市)

■浜松市民が初めて飯田市を訪れた時に感じたこと

竹内理一さん(『岩鹿舎』主宰、浜松市)

県境域の面白さ 越境を苦にせず。浜松・豊橋・飯田は「後背地」(奥三河)

黍嶋久好さん(NPO法人三遠南信アミ理事長、豊根村)

同じエリア内に愛知と静岡、長野の要素が混在~浜松市天竜区のミックス文化~(北遠)

神川靖子さん(『飯田線ものがたり』著者)

■浜松の色もあり、豊橋の色もある(湖西市)

いいだまきさん(フリーアナウンサー)

変革は辺境から生まれる~県庁所在地との関係 永遠のライバル?浜松市VS静岡市

大滝重次さん(テレビ番組制作『オフィス大滝』代表)

■豊橋と名古屋の不思議な関係

橋本謙蔵さん(ライター、愛知県設楽町)

■「北高南低」とは

松島貞治さん(元泰阜村長)

その他 地理学、社会学、郷土史の視点から専門家がアカデミックに地域性を分析

藤田佳久さん(愛知大学名誉教授)
岩崎正弥さん(愛知大学地域政策学部長)

上嶋裕志さん(郷土史研究家、浜松市)

 互いの地域性が分かればビジネスに役立つのは言うまでもありませんが、時代が移り変わる中で変わること、変わらないこと、変えようとしても変えられないことを把握した上で「ではどうすべきか」と県境を越えて一緒に考える過程から、新しい何かが生まれる予感がします。

2024年3月号では、書き手による座談会も予定しています。

4月からの新コラムにご期待ください。

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※新城市の日本料理「清月」女将で書家の青山芳子さんのコラム「女将ストーリー」は、別コーナーとして独立させます。

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